エルデンリング プレイ日記(14) 【地獄のとば口】

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 エルデンリング、プレイ日記、第14回です。

 今回は、

 真面目ばかりが美徳とは限りませんよというよくある話です。

 今回も、誠心誠意のネタバレに勤しみましたので、気になる方は回れ右でお願い致します。

 それでは。

 

 
嵐の丘

 

 詐欺紛いの戦灰売りベルナールと別れ、一路ストームヴィル城へと再び歩みを進めます。 

 色々と思うところはありますが、なんやかんやで幾つか戦灰も手に入りましたし、厳しい戦いが予想されるこれからを考えると、結果的には良い出会いだったのかな、と思います。

 

 惜しむらくは、あの格好良い甲冑を手に入れられなかったこと。 

 手に入れられないこともないのでしょうが、この周回では永遠のお別れになってしまうことうけあいですので、それはあれですね、

 色々済んでからにしましょう。 

 

  ただ、あのようなNPCの皆様は、メインストーリーの進行に応じてふらっと行方をくらましたり、いつの間にか逝去されている場合がほとんどなので、あまり気にしすぎず、覚えていたらやる程度に留めおくことに致します。

 

 

 きみはどこにでもいるね

 

 

 それにしても、この嵐の丘、という地名はこの天気に由来するのでしょうか。

 強い風が止むことなく吹き付け、巻き上げられた砂ぼこりで見通しは悪く、あらゆるる場所を燦然と輝き照らしていた黄金樹の黄金色が、ここでは灰色の靄にすべて隠されてしまっています。

 また、吹きすさぶ風の音は周囲の状況を不明瞭にし、時間が経つに連れ心理的な閉塞感が増してゆきます。

  

 

 やっぱりなんやかんやでほっとする

 

 

 そんなこんなでおっかなびっくり進んでゆきますと、砂ぼこりの向こうに詐欺ナールがいた小屋に似た家屋が現れました。

 こちらも損傷が激しく、この強い風の全てから身を守ることは難しいように思えます。 

 

 
ローデリカ

 

 

 

 中には、赤い頭巾を被った女性と思しき人がへたり込んでおりました。あきらかに、もううんざり、といった様子。とにかく話を聞いてみましょう。 

 

 こんにちは、新人の褪せ人です。

 嵐の丘、お屋敷、とくれば、 ヒースクリフはどこですか?

 

 

 

 

 

 

 間違えてローリングをぶちかましてしまいました。

 

 ひやっとしましたが、自身の周辺に謎のバリヤー(小学生男子的発想)を展開しているらしく、ダメージは入りませんでした。よかったです。

 不注意による初対面で敵対はけっこうあるあるですから、今後気を付けます。

 

 あらためて、お話を伺ってみましょう。

 

 

 

 

” 私と共に狭間にきて、私のために戦ってくれた人たちが

フフフッ

手を斬られ、脚を斬られ、首を斬られ、蜘蛛の一部になったのです

知っていますか?蜘蛛に接がれるとき、人は蛹になるのですよ

なんだか、おかしなことですね ”

 

 

 

 もうね、声が死んでいるとはまさにこのことです。 

 悲しいでも苦しいでもない、諦観だけを匂わせる力ない声で抑揚少なに言葉を並べます。薄っすらと自嘲も含ませた語り口の向こうには、とてつもない経験があったことを感じさせます。 

 まさに人が蛹になる様を見ていたのでしょう。自身の体験を俯瞰し語ることで、なんとか正気を保っているようです。

 

 

 

” 白面の方の、甘い言葉のせいですか?

それとも、蜘蛛の一部になりたいのですか?

だとしたら、私と同じですね

でも私には、勇気がありません

恐ろしいのです。手を斬られ、脚を斬られ、首を斬られるのが

皆と同じになりたいのに、恐ろしくてたまらないのです ”

 

 

 

 ここにきて、まさかヴァレー(怒)が関係してくるとは思いませんでした。

 白面の方、とは、リムグレイブで初めに言葉を交わしたアンチクショウに違いありません。

 

 海月のクララちゃん

 

 それから「霊に好かれてそう」という見える子ちゃんなご評価を頂き、クラゲの霊灰を譲り受けました。

 「クララ」というお名前だそうです。かわいい。

 

 

 

” ストームヴィルの城に向かうのなら、蛹の皆にお伝えください

愛していますと。私はまだ臆病なままですが、きっと、同じになりますと

・・・やっと、痛みにも慣れてきましたから ”

 

 

 

 感度高めの発言が目立ってまいりましたので、ここいらでお暇いたします。

 いつまでもここにいると思えませんが、今以上に役割があるようにも思えません。

 せめて、ストームヴィル城で変わり果てた姿で再会、という事態だけは勘弁していただきたいですね。

 

 

関門を超えて

 

 

 

 

 針路を戻し、ストームヴィル城へと向かいます。

 地図を見る限り、崖を登る道を進むほかに手段は無いようですが、その途上には、当然多くの兵がバリケードを構え侵入者を待ち構えております。

 状況はまさに多勢に無勢、少しでも戦闘を避け着実に侵入するべく、周囲の状況や敵勢力の確認のために、道のはずれを慎重に進んでゆきますと、

 

 

 

 

 

 

 

 

 ザル警備でした。

 

 草むらや物陰に複数の兵士がいましたが、どんなに上手く姿を隠しても、ロックオン機能の敵ではありません。

 HUDという最強武器を、私たちは生まれながらにして手にしているのです。

 カチカチカチカチロックオンのボタンをクリックしながらしゃがみ移動する姿は軽く自己嫌悪も伴うものでしたが、そこは勝てば官軍、生き残った者が勝者なのです。

 

 

 

 

 

 揚々と薄暗い通路を進んでゆきますと、

 

 

 

 念願のストームヴィル城とご対面です。

 想像以上の大きさに圧倒されます。

 ついでに、ボス戦の雰囲気がをビシビシ感じております。

 

 

 

 

 さらに、NPCの召喚メッセージもありましたので、ボス戦は必至のようです。

 ところで、この「ロジェール」さん、どちら様でしょうか。魔術師、という肩書の此方、ここまでお会いしたことはありません。

 関りがありそうな人物やイベントもなかったはずなので、この先のストームヴィル城と何らかの因縁がある人物、として記憶しておきます。

 

 ちなみに、ボス初撃破はソロで、と決めておりますので、協力NPCのロジェールさんは出番がありません。

 とはいえ、何も関わらないのもなんだか申し訳ありませんので、

 

 

 

 

 

 

 ていねいに重なってみました。

 

 

 この帽子欲しいです。

 

 

 

 ということで本日はここまで。

 次回、ついに初のボス戦なるか。

 

 

 

 なりません。

 

 

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 本日のまとめ : ビッグボス、と聞いてモヤモヤしている人、多そう。