エルデンリング プレイ日記(13) 【おじさんと戦技】
エルデンリング、プレイ日記、第13回です。
今回は、イケオジにキャッキャウフフでした。
年月を重ねる事でしか得られない魅力を知りますと、平穏な日々の尊さが身に沁みます。
大した内容ではありませんが、ネタバレ全開ですので御承知置きください。
それでは。
こっち見ないでください。
前回、クセの強い皆様との出会いに少し疲れたのもあり、正規ルートと思われるストームヴィル城へ向かうべく、西へ針路をあらためました。
その道中、ボールチェーンのお化けのようなエネミーと遭遇しましたが、こちらが手を出さない限りは何かをしてくるわけでもなく、ただのそのそと動き回っているだけの様子。
マスコット的な、いわゆる熊本ならばくまモン、群馬ならばぐんまちゃん、エルデンリングならばボールチェーン、のような立ち位置なのでしょう。
趣味が良すぎです。
武人、ベルナール
薄暗い森の中で、珍しく人家のような建屋と祝福を見つけました。
火が熾されていますので、誰かがいるようです。
なんやかんやでホッとする瞬間
遠慮のない公式名称
・・・!!
すごく好みの紳士がいらっしゃいました。
ありがとう、いいオヤジです。
前回までの皆さんがたいへんにアレでしたので、これは助かります。
ボールチェーンとかもうすでにどうでもいい。
好きです。
・・・♡
脈、有りです。
出会い頭に相続の話になるとは、これは予想外でした。
ロマサガ2並みに継承の言葉が軽いです。
ここは少しずつお互いを知り合ってからとは思いましたが、やはり彼ほどの年齢になると直感や機会に任せた勢いも大切なのかもしれません。
ベルナール様は言葉を続けます。
” ・・・この地には、私もまだ知らぬ、数多の戦技がある
それは、戦士たちが武器を掲げ戦い、敗れ、死んでいった証
もっとも雄弁な、英雄譚なのだ
だから私は、剣と戦技が好きだ
それは敗れること、死することの意味を教え、与えてくれる ”
戦士然とした見た目ですが、言葉選びは詩的です。
英雄譚、という単語をチョイスする辺り、おそらく先人の文化や思想の継承も含めて技術を研鑽する方なのでしょう。誠実さを感じます。
ますます惚れてまうやろということで、先ほど仰っていた戦技、ありがたく私が継承したく存じます。
金とるんかい。
純粋な心を弄ばれました。
しかもちょっとした装備品ぐらいの値段もしますし、品数も豊富です。この商売上手め。
とはいえ、磁気ネックレスやナントカ還元水と違って効能は確かです。購入前にそれぞれの詳細を確認できますので安心ですね。
とりあえず全部試してみたいところですが、資金が心許ないので、気になる+有用そうなものに厳選する必要があります。
それにしても、戦士たちの敗れた証、ずいぶんため込んできたみたいです。どうやって手に入れたのかは教えてくれないのでしょうね。
オフロスキーさんを思い出しました。
嵐の刃
祝福の機能で戦灰の設定ができますので、庭先の祝福を利用してさっそく試してみます。おそらくこの利便性もベルナールさんは織り込み済みです。この商売上手めっ。
まずはとにかく格好よさそうな「嵐の刃」を武器にレッツらまぜまぜ。
過去作での「変性」も気軽に変更可能。
ぐっ、と溜めて、
どーん。
何度か遊んでいると、通りすがりの狼に当たりました。
超ごめん。
飛距離も長く、最序盤の店売りにしては、かなりの攻撃力のように思えます。
当然、隙は大きいので使う場面は限られますが、FPの消費量もそれほど多くはないので、気軽に立ち回りへ盛り込むことができそうです。
なんといっても恰好良い。
使っていて楽しい、というのも、なんやかんやで大事です。
クイックステップ
こちらは読んで字の如く、華麗なステップを披露することで、自分のすばやさをグーンと上げます。
嘘です。すみません。
ロックオン状態だと回り込むこともできるようです。
戦闘にスピード感のある今作では、地味ながらも非常に有用な一品なのではないでしょうか。大型の武器には設定できないようですが、火力特化のビルドに添えることで、回避と攻撃機会がグーンと上がり、相対的に火力の底上げが期待できます。
FPを消費しますので永続はできませんが、なんちゃって「獣狩り」プレイも楽しめそうです。
仕込み杖ください。
キック
ぐっ、
ドゥンっ
やっぱこれだね。
伝統のケンカキックです。空を斬る重みが増しているように感じました。
いわゆる熱血硬派くにおなマッハキックではなく、押し倒すようなアクション、という認識でしたので、この正統進化な動きはとても嬉しいです。
攻略中は使いませんが。
祝福ってなんなのさ
ひと通りまぜまぜを楽しみましたので、ストームヴィル城への旅路に戻ります。
さようなら、イケオジ詐欺師ベルナール。いずれルーンを稼いだら、再び貢ぎに参りましょう。
ところでこの「祝福」
ゆらめく炎のようにも見えますが、時折まるで人の形のように見えることもあります。
過去作の「篝火」という要素は、燃えているのは人間性そのものでありました。しかし今作の「祝福」とは、恐らく人間(この分類も私達の思うそれと同じと捉えられない可能性がありますが)に限らない、命ある物に共通する要素のようなので、単純に篝火と同じ視点で捉えるには無理があるように思えます。
そこで、もし人を象ったもの、という考えに繋げるとすれば、その祝福がその場に留まるには、強い観念や思念といったものを必要としており、結果的にその多くが人に由来している、という構造が考えられます。
教会などの建造物、野営地や墓地などの施設、即ち人の生活や文化圏に沿うように配されている点からも、この構造は成立します。
もちろん、そこに留まるものとそうではないものとの差や、何かが一定基準を超えることが前提であるとすれば、無尽蔵に祝福が増えない理由もわかりません。また、そうなることでなぜ褪せ人に有益な機能を持てるのかの理由も判然としません。
おそらくは、祝福を統べる何かにとってそれが有益だからなのでしょうが、その「何か」が全くわからない今は、圧倒的に不利な立場で利害の一致に身を委ねるしかない、という事態のみが事実となります。
ややこしくなってきましたので、追い剥ぎをしましょう。
こわぁい。
わぁい。
これは嬉しい、念願の斬馬刀を手に入れました。
使えないけどね。
ということで本日はここまで。
ふらっと戻れるはずだったのですが、なかなか寄り道ポイントが多くて飽きさせません。楽しいぞ、エルデンリング。
本日のYOUDIED : 純粋に人を思う心。 ( 0回 )
本日のまとめ : 契約の際は、面倒でも約款を精読しましょう。